コンクリート構造物に発生したひび割れは、その挙動が安定しているか、あるいは変動しているかの判定が、ひび割れの原因追求とその補修方法の選定に欠かせないことであり、非常に重要な要素となります。また、リフォーム分野では、建築物のEXP.J(エキスパンションジョイント)、カーテンウォールの目地、アルミ笠木のジョイント、サイディングの目地などにも利用でき、熱変形などによる各部材の動きの計測が可能となり、シーリング剤の材質選定、シーリング目地の寸法設計をする上でも役立ちます。
[仕様]
測定方式:ノギス方式による変位量の目視
目盛:主尺1mm刻み<・幅尺:0.05mm
計測範囲:-5mm~5.7mm(分解能0.05mmの場合)
-5mm~19mm(分解能1mmの場合)
寸法・重量:85~120(W)×20(D)×7(H)mm、0.008kg
付属品:接着剤